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大雪山縦走 二日目後半/五色岳(1868m)~ヒサゴ沼(1685m)テント泊

Date:2010/9/14 Tue.

■はるばる来ました、ヒサゴ沼。

 忠別岳からの正しいルートを見つけて、今度は五色岳に縦走。
 五色岳に上ってしまえば、あとはラクチンです。

100914_132100PENTAX K-7
(クリックで拡大します。)

 のびやかで、すがすがしい景色を楽しみながら、てくてく歩き続けます。

100914_134012PENTAX K-7

100914_150853PENTAX K-7

 そして、ついにヒサゴ沼にたどり着きました。
 沼というよりは、湖と呼びたくなる美しさと大きさです。

100914_151233PENTAX K-7

 左の岸に小さく見えるのが、ヒサゴ沼避難小屋です。
 この日は、小屋に一人、離れたテントサイトに一人用テントがひとつでした。
 しかし、それぞれ互いに話すことはありませんでした。

 多分それぞれ、一人になるためにここに来たのでしょう。

 ナキウサギの声が湖面に響きます。

 湖水を煮沸して飲んでもいいのですが、湖の西端の流れまで、水汲みに行きました。
 この標高に、これだけの湖があり、そこに水が注ぎ込むのには、理由があります。

100914_151512PENTAX K-7

 雪がまだ残っているのです。
 雪渓は、融け切ることなく、夏の間中、近辺の植物と湖に、水を供給し続けているのです。

■ビタミン!ビタミン!

 夜のテントで、体がビタミンCを必要としているのに気づきます。
 すっぱいものが欲しいのです。
 しかし、山のような食糧の中に、該当するものはありません。
 ドライフルーツも、甘過ぎてのどが渇くだけです。

 その時、空港で確か妻がキャンデーを買ってくれたことに気づきました。
 探してみると、果たしてレモン150個分のビタミンCのキャンデーだったのです。
 彼女はいつも、私の最善を考えてくれるよなぁ・・と、寝袋の中でキャンデーをしゃぶりながら感謝します。

■目を高く上げて・・

 こうして眠りについた私ですが、午前二時になぜか目が覚めました。
 翌日のトムラウシ登頂に向けて、睡眠を確保しなくては、と思ったのですが、ひょっとして神様は星空を見せるために起こしてくれたのかな、とも思います。
 テントの中からは、外の天気は分かりません。

 しばらく逡巡しましたが、起きてテントから顔を出してみます。
 
 すばらしい星空でした。涸沢で見たもの以上だったかもしれません。
 「あれ?金星はどれ。」と思ってしまいました。
 金星並みに輝く星が、いくつもあったからです。

100916_032829PENTAX K-7
(クリックで拡大します。)


 その時、イザヤ書の聖句が心に浮かびました。

「目を高く上げて、だれがこれらを創造したかを見よ。
 この方は、その万象を数えて呼び出し、一つ一つ、その名をもって、呼ばれる。
 この方は精力に満ち、その力は強い。一つももれるものはない。
 ヤコブよ。なぜ言うのか。イスラエルよ。なぜ言い張るのか。
 『私の道は主に隠れ、私の正しい訴えは、私の神に見過ごしにされている』と。
 あなたは知らないのか。聞いていないのか。
 主は永遠の神、地の果てまで創造された方。
 疲れることなく、たゆむことなく、その英知は測り知れない。
 疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける。
 若者も疲れ、たゆみ、若い男もつまずき倒れる。
 しかし、主を待ち望む者は新しく力を得、
 鷲のように翼をかって上ることができる。
 走ってもたゆまず、歩いても疲れない。」
   --イザヤ書40:26-31


 私は弱く、小さな人間だけど、私を包む方は、力に満ちた全能の神です。

 ヘッドランプを消して、無数の星の中、しばらく立ち尽くしていました。


| Outdoor | 21:40 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

うわぁ。

さすが北海道、景色がでっかいですね~実際に目で見るともっとスゴイんだろうなぁ。
広くて写真に入りきらないから?山じゃなく丘に見えますね。

続きが楽しみです!

※大雪山、今日初雪が観測されたみたいですよ~

| まーちゃん | 2010/09/22 23:00 | URL | ≫ EDIT

ありきたりだが

ありきたりだが、なんと広い、美しい、としか
言葉が出ません。
年中水を供給し続ける雪渓は、この山にかかわるすべての生き物に、
恵みをもたらすんですね!
景色がみずみずしいのはそのせいかも・・・
ピンクがかった花はチングルマですかね!!

次が楽しみです・・・

| yankiy65 | 2010/09/23 00:24 | URL | ≫ EDIT

⇒まーちゃんさん

 私のレンズは広角域が28mm相当でしたが、それではとても足りないなぁ、と思ったことでした。

 日本にこういう場所があって、良かったなぁと思います。

 まーちゃんさんが計画している表銀座縦走とは、対照的な光景ですね。

| Stephan | 2010/09/23 11:31 | URL | ≫ EDIT

先程、リアル大雪山系の一部を見ました。
確かに冠雪してます。

| M母 | 2010/09/23 11:35 | URL | ≫ EDIT

⇒yankiy65さん

 花はチングルマです。
 どこもかしこも大群生でした。
 夏は、絨毯のように真っ白になるそうです。

 壮観でしょうね。

 異例の暑さに襲われた北海道だったようですが、雪渓は融け切ることなく初雪を迎えたようです。
 
 あの美しい山が、人々を寄せ付けない白い世界に移っていくのだな、と想像しています。
 本当はその時こそ、山が一番美しいようにも思ったりしつつ。

 岡山の雪山にはまだ間がありますが、白い世界が恋しくなってきました。

| Stephan | 2010/09/23 11:38 | URL | ≫ EDIT

⇒M母さん

 現地レポート!?

 お天気はいかがですか。
 寒くないですか。

 知床のホッケは、今晩ですか。

 網走海産センターに寄ったら、イクラコーナーの試食のイクラを味見して下さい。
 私の生涯最高のイクラでした。

| Stephan | 2010/09/23 11:58 | URL | ≫ EDIT

テントのお写真をPCの背景にお借りしました。
星がいっぱいです。
大雪山の星空をいつでも見ることが出来て幸せです。

| Liu | 2010/09/23 22:33 | URL | ≫ EDIT

Liuさん

 おはようございます。
 壁紙に使って下さり、ありがとうございます。

 満点の星空は、湖面にも映っており、三脚があれば素敵な写真が撮れただろうな、と思ったりしています。

| Stephan | 2010/09/24 09:27 | URL | ≫ EDIT

さてさて、それでは僭越ながら唐松岳のお話をさせていただきます。

唐松と始めての山荘泊は興奮の体験でした。
美しい白馬三山にかかる雲の流れを眺めながらの登山はサイコーでした。
雷鳥を見ることが出来ましたし、風雨と雷の一夜は山の雰囲気をいっそう盛り上げてくれました。
強風が窓を揺らすたび「山の天気じゃーん!」とわくわくして眠れませんでした。

早朝3時には五竜へ向かう人がごそごそし出し
「こんな中 五竜へ行くの?」とひとり布団の中でにやけて様子を伺っておりました。
外へ出ることが出来ませんでしたので、ライトと灯して持参した詩篇の和訳を読み そっと祈りました。

私たちは風雨と雷の中の下山でしたが、
一緒に行った誰もが「帰りたくない」気持ちでいっぱいだったと思います。
夢のような二日間でした。
ぐるりの皆様に改めて感謝申し上げました。

| Liu | 2010/09/24 22:42 | URL | ≫ EDIT

Liuさん

 サイコーの登山ができたとのこと、良かったですね!
 テントだと、夜の嵐は恐怖以外の何物でもなさそうですが、小屋の中から味わうというのは、確かに楽しそうですね。

 でも翌日の下山は雷雨の中だったのですね。
 貴重な体験をされましたね。
 それでも、よかった!と言えるということは、Liuさんは登山が性に合っているのかもしれませんね。

 神様が造られた世界を味わわせて頂けること、感謝ですね。

| Stephan | 2010/09/25 09:55 | URL | ≫ EDIT















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