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クリスマス劇台本案 「ミミのクリスマス」(仮題)

■登場人物
 ミミ ・・羊飼いシモンの一人娘
 母  ・・ミミの母。信仰の女性
 シモン・・羊飼い
 ガタム・・シモンの相棒
 ヨセフ
 マリヤ

■主題となる聖書のことば
「キリストは、神の御姿であられる方なのに、
 神のあり方を捨てることはできないとは考えないで、
 ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、
 人間と同じようになられたのです。」
  ピリピ2:6


■原作:月影あかり・Stephan


■第一幕 貧しくとも
(羊飼い家族の、みすぼらしい小屋の暮らし。吹きつける風の音。)
ミミ:ねえ、お父さん。私寒い。

シモン:我慢しておくれミミ。うちには薪が無いんだよ。そもそも、暖炉も無いんだよ。
みんな貧乏が悪いんだ。俺が羊飼いであるばっかりに辛い思いをさせて。神様はなんでこんな仕打ちを・・・。食べ物と言ってもひからびた黒パンしかない。

母:シモン、そんなふうに感謝を忘れてしまうと、心も凍えてしまいますよ。

シモン:そうだな。よし、ミミ、食前のお祈りしておくれ。

ミミ:愛する天のお父様いつもありがとうございます。今日もパンが食べれることを感謝
します。・・・あの、もし、良かったらパンにつけるバターもお与え下さい。このことを主イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン。

母:おやおや、ミミったら。(みな、ほほ笑む)

(扉を叩く音、羊の鳴き声が聞こえる。ガタムが戸を開けると風が吹き込み、母・ミミ服をかき合わせる)

ガタム:おいシモン、そろそろ時間だ!

シモン:分かった。すぐ行く。じゃあ行ってくるよ。

母・ミミ:行ってらっしゃい。

ミミ:あ、お父さんこれ。
(ミミ、マフラーをとって駆け寄り、シモンに渡す。)

ミミ:行ってらっしゃい~。

■第二幕荒野にて
(羊の番をしながら、小さな焚火を囲んで)

シモン:ああ、何で俺たちはこんなにみじめな人生なんだろうな。

ガタム:そんなこと言っても仕方がないさ。あきらめて、この人生を生きていくしかないんだよ。俺たちに神様が与えられたのは食いつないでいく黒パンだけだ。せめてパンにバターでも付いてりゃなぁ。

シモン:バターか・・・。(ミミのことを思いだして笑う。)

ガタム:おお、日が沈んできた、さあ寝るか。寝る前に、もう一度羊を数えるか。

シモン・ガタム:羊が一匹、羊が二匹、羊がさん・・・・(がくり、と眠りに落ちる)。

(間)

(光が差し込み、二人は目を開ける)

ガタム:なんだあれは・・・!?

(二人は恐れおののく)

天使:恐れることはありません。私はこの民全体のための素晴らしい喜びを知らせに来たのです。今日ダビデの町であなた方のために救い主がお生まれになりました。この方こそ主、イエス・キリストです。
シモン:えぇっ!?

天使:あなた方は布にくるまって飼い葉おけに寝ておられる、みどりごを見つけます。これがあなた方のためのしるしです。
(光が消える。)

ガタム:おい、今の見たかよ!?

シモン:ああ、しっかりと。それより聞いたか!?救い主だ。俺たちに救い主が現れたんだ。

ガタム・シモン:ひゃっほー!!

ガタム:おい、早速見に行くぞ!!羊たち、おとなしくしてろよ!

羊たち:(一斉に)メェー~

■第三幕 救い主!

(ヨセフとマリヤ、飼い葉おけのイエス)

マリヤ:やっと生まれてきてくれましたね。可愛い子。名をなんと付けましょう。ヨセフ。

ヨセフ:おお、マリヤ。ありがとう。この子を産んでくれて。名はイエスと名付けよう。天使が言われたとおりに。
(扉を叩く音)

ガタム:こ、こんばんは。

マリヤ:誰でしょうか。こんな夜中に。

ガタム:俺達は羊飼いです。ここに今日生まれた救い主はいらっしゃいますか?

ヨセフ:ええ。どうぞお入り下さい。

シモン:おお、この方が・・!(曲:「おおこの方が」を歌う)

一同:アーメーン♪(家畜もそれぞれの鳴き声で)

シモン:そうだ!(駆け出す)

ガタム:お、おいシモン!

■第三幕 良き知らせ
(ミミの家。風の音、暗く、寒い。隙間風に、ろうそくが揺られる。)

母:こっちにおいで、ミミ。
(体をよせ合う母とミミ)

ミミ:こうしていると暖かいね。

母:そうよ。それに、神様も一緒にいて下さるからね。

ミミ:え?どこどこ?

母:神様は目には見えないのよ。でも、もうすぐ見えるように来て下さるのよ。

ミミ:それって聖書の救い主の事ね。ねえねえママ、いつ救い主は来るの?

母:それはママにも分からないわ。

ミミ:でも救い主はお城とか町に来るんじゃない?こんな町から離れた私たちのところに来て下さるのかしら?

母:そうね。ここに来て下さいってお祈りしなくちゃね。

ミミ:じゃあ私お祈りする!愛する天のお父様いつもありがとうございます。救い主が来られる時は、私たちところにも、来て下さいますように。このお祈りをあなたにおささげします。アーメン。
(扉を叩く音。期待をこめてドアを振り返るミミ。シモンが入ってくる)

ミミ:なんだ、お父さんか。

シモン:おいでお前達。すぐに支度をするんだ。救い主が、イエス様がお生まれになったんだ!

ミミ:本当!?

母:本当なの、シモン。

シモン:ああ。さあ、早くおいで。(出かけていく)

ミミ:うん!救い主なの!救い主なの!

■第四幕 私の心にも
(家畜小屋、扉を叩く音)

ミミ:(息をはずませて)こんばんは!

ヨセフ:どうぞ、お入りください。

母:ああ、この方が。なんてうれしいことでしょう。家畜小屋で生まれて下さるなんて。

シモン:ああここなら、俺達でも会いに来れる。

母:それに、赤ちゃんだなんて。

ガタム:わしらとおんなじ人間のお姿で来て下さったんだ・・!

ミミ:・・私、もう寒くないわ。何だか、とても暖かいの。

ガタム:それはお前さん達走ってきたから。

ミミ:ううん、違うの。イエス様が私たちのところに来て下さったから。
心の中に、太陽があるの。

(終)

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