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撤退ツアー1 夢の車中泊

■連休を頂く

 この度、月曜日のお休みに加えて、火曜日にお休みをもらいました。
 役員会は快くお休みを下さいました。
 昨年9月以来の連休です。

 今回の目的は、妻とゆっくり時間を過ごし、語り合う事です。
 「どこに行きたい?」と私が聞くと、妻は・・

 1.今まで行ったことの無い所に行ってみたい。
 2.Stephantと静かな場所でゆっくり過ごしたい。
 3.朝起きたら、外は雪なんて言うのが最高。

 というようなことでした。
 いつも全力投球で私を支えてくれているAnneの希望です。全力で応えてあげなくては。

 で、三瓶山(島根)に行こう、と考えました。
 北の原のキャンプ場には冬は安くなるバンガローがあります。そこに泊まって、雪の男三瓶にトライしよう、と考えたのです。
 妻にはちょっと厳しい山ですが、月曜日に尾根にトレースをつけて、二日目にアタックすれば、登頂も可能ではないか、と考えました。

 で、日曜日の夜、装備を詰め込んで出発です。
 妻は、バンガローの寝具では寒いかも、と心配して寝袋も荷物に加えました。後にこの寝袋が私達を救う事になります。
 
■アプローチ敗退

fr_1931_size580.jpg

 気圧配置は完全な冬型。気をつけて運転しましょう、と-8℃などの気温表示を横目に三次インターで高速を降ります。
 そこから、北上したのですが、想像以上の積雪でした。
 184号線に入ったのですが、これが恐るべき細い道で、危うく雪に降りこめられるところでした。本当に怖かった・・。
 かろうじて54号線に戻り、三次市方面に戻り、コンビニにたどり着いてほっとします。

fr_1930_size580.jpg 実に不安げなAnneの顔が印象的です。

 他の道も考えますが、この吹雪ではどのルートを取っても危険であろう、と判断し三次市内にとりあえず帰ろう、と判断します。この時すでに22時を回っており、土日の睡眠不足もあり、私はどこかで体を休めるべきだ、と考えました。

 しかし、三次市に戻るドライブも、猛烈な吹雪で前方が見えず、危険な状態でした。
 ついに道の駅の駐車場で車中泊を決断しました。
 気温は-10℃くらいだと思われます。

 ツェルトが一つ、寝袋が一つ、フリースのタオルケットが一枚。
 これで朝まで過ごせるだろうか・・、とやや不安になります。


■道の駅ビバーク

 エンジンを切ると、車内はだんだんと冷え込んできます。窓ガラスの水滴が凍る中、ツェルトを車内に張りました。そして、一つのシュラフに二人で入り、さらにフリースをかけます。
 窮屈ですが、なかなか暖かでした。
 そして、iPhoneに入れていた落語のビデオなどを二人で観ている内に、それぞれ眠くなり、なんとか朝まで眠れたのです。
 「おお、生きている」という感動がありました。

fr_1936_size580.jpg こんな感じ。

fr_1937_size580.jpg 凍てついた我が家。

fr_1939_size580.jpg 雪国チックな道の駅。

 朝の聖書を読み、それから、再び三瓶に向けて出発します。
 今度は、54号をもう少し北上してから、184号線を使わずに行こうと考えました。

■夢は叶った

fr_1941_size580.jpg

 しかし、ついに断念。
 路肩でチェーンをつけているトラックの運転手さんに道路状況を聞いて、私達が三瓶まで行くのは危険だ、と判断しました。

 北の原のキャンプ場にもキャンセルの電話を入れます。
 そちらも予想外の大雪だったようで、快く了解して下さいました。

 車の中で、「あ、でもAnneの夢は叶ったねぇ」という話になりました。
 Anneが「えっ?どこが?」と言います。
 「だってほら、行ったことの無い場所で、だれもいない所で、一つのシュラフでこれ以上ないくらい二人っきりで過ごして、朝起きたら外は雪だったじゃない。」と言うと、Anneがふき出して笑っていました。

 考えようによっては、夫婦の歴史に残る得難い体験をしたわけです。

 こうして、豪雪地帯から抜け出して、岡山に戻ることに。
 私の頭には、三平山のなだらかな山容が浮かんでいました。
 あそこなら、Anneに感動的なスノーハイクをさせてあげられるのではないか、と。

 (続く)

| Outdoor | 18:25 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

これぞ

激闘、お疲れ様でした。
撤退する勇気は、進む勇気に勝るものだと思います。
山は逃げませんしね。
続編楽しみにしています。

| ファニイ | 2011/02/04 06:20 | URL | ≫ EDIT

 撤退センサーだけは過敏なStephanです。

 MLで各自にニックネームを付けるとしたら、私は「撤退のStephan」でお願いします。

| Stephan | 2011/02/04 10:20 | URL | ≫ EDIT

ぴったり夫婦

「撤退のStephan」これでは悪魔も追いつけない!
命は一つ・・・
大事にしてください。(教会や、周りの人が困ります。)

なんぼなんでも、この大雪の中を・・・
移動だけでも大変なのに、山に挑むとは・・・
困った先生です。

車の中にシェルトを張るとは、さすがサバイバル人間。
凍りついた車が、難儀さのあらわれですね!!

あきらめずに「蒜山」とは・・・
恐ろしいお二人さん。次が楽しみです。

| yankiy65 | 2011/02/04 20:00 | URL | ≫ EDIT

おはようございます。

山陰などで車で立ち往生された方達の事を、ちょっとだけ追体験させて頂きました。
どんなに心細かったことでしょうね。

私達の場合は、いざとなれがエンジンをかけっぱなしにすれば良かったのですが、立ち往生された方達の中には、ガソリンが十分に無かった方もあったことでしょう。

「雪害」という言葉が、少し体験できました。

また、除雪作業に従事する方や、高速道路でタイヤのチェックをされる方達の大変さも思わされたことでした。

| Stephan | 2011/02/05 10:07 | URL | ≫ EDIT















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